難解な図面や一点一様な製品は

3D model を活用し

PC・スマートフォンを用いて

より直感的なモノづくりを目指しています。

2次元図面から全体像を把握することは難しい

現在多くの製造現場で使用されている

2次元図面から

製品の全体像や細かい製造方法を判断するには

経験や知識が必要になります。

AP-1
AP-2
AP-3
AP-4

上に添付した架台図にしても

知識のない状態で見れば

理解できる方のほうが少数派であることは

間違いないと言い切れます。

ヒューマンエラーの低減

複雑な2次元図面を用いた製造では

設計・材料手配・製造の各段階で

人的ミスが発生してしまいます。

熟練度の高い溶接工であっても

長年の経験が問題の発生原因のなってしまうことも、、、。

3D model を利用することにより

図面内の細部情報をより直感的に把握することが可能になり

経験からの憶測での製造などを未然に防ぐことが可能になります。

3D modelを活用した取り組み

線と線の集合体である2次元図面を用いた

溶接・製缶板金についての教育は

どうしても経験や知識に基づいたものになりがちです。

そこで株式会社 MAでは 3D model/仮想製品を題材にした

製品づくり・教育を行い再製作製品や図面・溶接に関する知識の浅い方にも理解のしやすい

情報展開や社内教育を行っています。

Smart assembly (スマートアッセンブリ)

例えば、100台ほどの小規模量産品などの製作には

Smart assembly を活用し

一次加工を行なうモノづくり企業と念密な打ち合わせを行い

3D 加工機の特性を生かした材料出しや

視覚的にも感覚的にも理解のしやすいモノづくりを行っています。

上記リンク先の 3D Model 内にあるTAPや切断はもちろん

溝ほぞや切り欠きといった情報も

現実世界で製作者の手元に届く部材にも加工が施されており

感覚的なモノづくりを実現しています。

Smart Assembly を用いて製作された架台
3D 加工機により部材の端に爪を作成
3D Model 内の部材番号と連動した部材番号

製作者は3D model の内容を確認し

3D 加工機で加工した材料を

組み立ててゆくため

製作や検査時間の短縮、製品不良を大幅に低減することが可能です。

また、お客様や製作者の意見にも 3D model 上で対応が可能なため

フレキシブルなモノづくりが可能です。